3月5日は三江線の日。
(1)三江線はエリア内の短区間の流動が大宗を占め、かつ僅少な輸送密度を踏まえると「拠点間を大量に輸送する」という鉄道の特性を発揮できていないこと。
(2)通院、買物などの市町内で完結する少量かつ多様な移動が、この地域の実態であり、輸送モードとして鉄道が地域のニーズに合致していないこと。
など、4つの理由が挙げられています。
廃線まで後1年あまり。地元川本では三江線おもてなしサロンが駅前に仮設されるなど、残りの一年間で鉄道を利用して川本に立ち寄って下さる方に喜んでいただけるよう観光協会や商工会を中心に町のみなさんが努力されています。
私は息子と散歩がてら石見川本駅に行って、列車やバスをみるのが日課となっています。
駅長さんも子どもが列車を見に来るのを受け入れてくださり、構内で見学をさせていただくこともあります。観光協会の方やおもてなしサロンのスタッフと一緒に三江線に向かって手を振ることもあります。三江線がなくなると列車好きの息子は町内で列車をみれなくなってしまいます。廃線の決定はとても残念です。
今年の3月5日は廃線まで一年ということで、「三月五日は三江線の日」と題して、イベントが開催されました。当日は「おもてなしサロン」内に鉄道模型展示もあり、本当に喜んで飽きずに見たり触ったりしていました。
サロン内はロッジ風の木製の椅子もあり快適です。スマホの充電や無料のお茶のサービスもあります。お弁当を持ちこんで食事もできます。
川本にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください!