オニババにはならないぞ!!

日々の子育てと田舎暮らしを記録しています。

海神楽

島根県西部石見地域の神楽を「石見神楽」といいます。八拍子のお囃子でテンポがよく地元でこよなく愛されている伝統芸能です。iwamikagura.jp

 

さて、今回の本題は「海神楽」!!

「海神楽2018」の開催について | しまね観光ナビ|島根県観光連盟公式サイト

 

神社などで舞うことが多い石見神楽。秋の奉納の時期になると各地で夜な夜な神楽が行われています。しかし、海神楽はちょっと変わっています!なんと海辺の砂浜にステージを作って海をバックに舞うという珍しいスタイルなんです。そして、海神楽は年に一度だけ。地元の人だけでなく観光客も多く訪れます。近年は訪日外国人も多く見かけるようになりました。

 

さらに、今年は例年とは違って9月15日(土)、16日(日)二日間の特別公演!

二日目は特別公演でバリ舞踊・ガムランとのコラボ かつ 特別出演に「EXILE ŪSAも出演しトークもあるという内容でチケットは完売。とくに予約をしていなかった私たちは初日に訪れましたが、外国人の観光客も多く会場はいっぱいでした。

石見神楽

[日時]2018年9月15日(土)16:00~20:00
[開場]15:30
[出演]石見神楽温泉津舞子連中
[公演]島根県伝統芸能 石見神楽「岩戸」「塵倫」「大蛇」ほか 全7演目を予定
[料金]全席自由(前売券・当日券とも)大人:1,000円 ※高校生以下無料

 

到着したのは17:00ころ。受付で入場料1,000円のチケットを購入し会場へ。

雨が心配されていましたが。。。

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この絶景!!

海と夕焼けの最高のロケーションが歓迎してくれました。


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私は「塵倫」という演目がおすすめ。

八調子で神2人、鬼2人が対決する、鬼舞の代表的な神楽。この国に悪災を与える「塵倫」という鬼が神通力を駆使し、庶民を大いに苦しており、時の天皇が家来を引き連れて不思議な霊力を発揮するという弓矢を武器に、この恐るべき敵に戦いを挑んで見事撃退するという物語。

鬼が舞っているところ(写真下↓)
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神2人が鬼を退治したところ(写真↓)
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 圧巻でした。

今回は「恵比寿」という演目も上演されていましたが、地元の子どもたちがステージの目の前に来てまさに狂気乱舞(笑)。なぜかというと恵比寿さまがお菓子を撒くからです。これを地元の子はよく知っているんです。そのため、恵比寿がはじまると子ども達が自然と集まってくるんです。

普段と違う特別なステージでも、子どもたちがいつもどおり楽しんでいる姿が印象的でした。

恵比須 | 石見神楽演目紹介 | 石見神楽公式サイト

 

来年もきっとこの時期に開催されると思います。地元の方も、県外の方も、外国の方も、はたまた移住を検討されている方もお勧めです!!

 

ただし、会場は福光海岸ですが会場までの道が狭い点と駐車場の台数に限りがある点を踏まえると臨時駐車場のご利用をお勧めします。今年は温泉津中学校跡地でした。シャトルバスで会場に行けます。

 

※ 私の住む川本町でも五つの神楽団があり、つい先日も「神楽共演大会」というイベントが開催されました。

 石見地域の神楽のシーズンが始まります。皆さん、ぜひ足を運んでみてください。